20回の節目を終え、新たなスタートとして川口の発祥の地である“本町”を中心にコースを設定。
前日の冷たい雨から一転、春爛漫の青空の下、54人もの参加者を迎え川口駅を出発した。
川口陸橋を渡り市役所に向かう。歩道には吸い殻が多く立ち止まる回数が増える。グリーンのユニフォーム姿の会員が列をなして清掃する様子は壮観で、道行く市民から多くの感謝の言葉を頂いた。
日本で唯一の刃物博物館である「昌國」では、天皇陛下が毎年稲刈りでご使用になられる鎌をはじめ、様々な展示品の説明を社長直々に頂戴した。砥ぎ方の実演、記念品のプレゼントには拍手喝采が沸き起こった。
芝川公園の満開の安行桜を愛で本一商店街へ。2月28日に「歴史の香り残るまち」として、埼玉新聞に掲載され、“まちの生き字引”として紹介された五十嵐氏にご案内いただく。県内初の火力発電所跡や大砲の歴史、大正時代に建てられた洋館等、名調子に引き込まれながら、本町の歴史を楽しく学ぶことができた。
商店街での買い物では、昭和の面影を残す佃煮店、パン屋、豆菓子店、豆腐屋には行列ができ、瞬く間に商品が無くなっていく。改めて会員の購買意欲の高さを思い知ることとなった。
旧鍋平別邸では母子・父子・寡婦福祉センターのご厚意により、昼食場所の提供や館内の説明を頂き、贅を尽くした庭園を望みながら、心地よいひと時を過ごした。
第21回の新たなスタートは古き良き時代にタイムトラベルをしたかのような懐かしさを感じさせるイベントとなり大盛況であった。